一宮市では、マイナンバーカードの受取は原則本人来庁ですが、介護施設への入所などで来庁が難しい場合は、必要書類をそろえて代理人が受け取れる場合があります。 家族だから自動的に代理受取できるわけではありません。本人の来庁が困難である資料、本人と代理人の本人確認書類、交付通知書、委任内容などを市の最新案内で確認します。
一宮市は施設入所者の確認資料として、施設長が作成する顔写真証明書などを案内しています。要介護・要支援認定者には介護保険被保険者証や、指定居宅介護支援事業者の長が作成する顔写真証明書などの例があります。本人の状況で使える組合せが異なるため、家族が書類名を推測せず、市民課へ事前に確認します。
本人来庁の原則と例外を分ける
| 確認項目 | 本人・施設で準備 | 家族が準備 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 来庁困難の理由 | 入所・認定等の資料 | 理由を窓口へ説明 | 家族の都合だけでは不可 |
| 交付通知書 | 本人の記入・意思確認 | 原本を預かる | 空欄を勝手に埋めない |
| 本人確認 | 本人の証明書・顔写真証明 | 有効期限を確認 | 写し可否を確認 |
| 代理人確認 | ― | 家族本人の確認書類 | 氏名・住所の一致 |
| 暗証番号 | 本人が封入等で準備 | 中身を見ず提出 | 設定不要方式も確認 |
『施設に入っている』という事実だけで手続が完了するのではなく、本人が窓口へ来られない事情を客観的に示します。施設名、入所期間、本人の状態を家族が口頭で説明するだけでは不足することがあります。市の代理受取ページで、該当する理由と認められる資料、本人確認書類の点数を確認し、予約時に持参物を復唱します。
本人が意思表示できる場合は、交付通知書や委任欄を本人の意思に沿って準備します。認知症があっても一律に家族が代筆してよいとは限りません。成年後見人がいる場合、法定代理人の資格資料が必要になるため、家族関係だけで手続せず、登記事項証明書など現在の代理権を確認します。
施設へ顔写真証明書を依頼する前に市へ聞く
一宮市は、施設入所者について施設長が作成する顔写真証明書を例示しています。施設職員へいきなり作成を頼むのではなく、市の所定様式、写真の条件、記入者、押印等の要否、原本提出かを確認します。施設側も本人確認と個人情報の扱いを確認する時間が必要なので、受取予定日の直前ではなく早めに相談します。
顔写真は最近の本人と確認できるものを使い、加工や家族集合写真の切り抜きで代用できると決めつけません。寝たきりなど撮影が難しい場合も、家族が古い写真を勝手に貼らず、市と施設へ代替資料を相談します。本人確認書類に記載された住所が施設と異なる場合は、住民票上の住所と送付先の関係も説明できるようにします。
暗証番号とカードを家族の共有物にしない
代理受取では、暗証番号を本人が記入し、代理人に見えない状態で提出する方法など、秘密を守る手続が案内されます。本人が暗証番号を設定できない事情がある場合は、顔認証マイナンバーカード等の選択肢を市へ確認します。家族が覚えやすい番号を勝手に決めたり、施設職員へメモを共有したりしません。
受け取ったカードは、本人へ渡すのか、施設で保管を依頼するのか、家族が一時管理するのかを本人・施設と決めます。施設が保管サービスを行うとは限りません。紛失時の連絡、通院時の利用、保険資格確認で持ち出す人、暗証番号を扱う場面を記録します。施設入居後の郵便と通知先も別に整理します。
出張申請サポートも施設へ確認する
一宮市は、市内の社会福祉施設へ入所・通所する人を対象に、施設からの申込みによるマイナンバーカード出張申請サポートを案内しています。まだ申請していない、写真撮影やオンライン申請が難しい場合は、施設が対象か、申込時期、本人・法定代理人の同席条件を施設担当者へ確認します。家族が市へ個人単位で出張を依頼する制度とは限りません。
申請、交付通知書の受取、カード本体の受取は別の段階です。出張申請を使えば必ず家族の窓口手続が不要になる、と先回りして判断しません。申請時来庁方式など受取方法の条件を、市と施設の説明で確認します。更新や電子証明書の期限が近い場合も、カード本体の受取と同じ書類とは限らないため、手続名を正確に伝えます。
本人の意思と家族の役割をそろえる
カードは行政・医療・金融など本人の重要手続に使われます。施設契約と同様、本人の意思と家族の代理範囲を分けます。本人ができる署名や確認を残し、家族は移動、予約、書類整理を支援します。認知機能が変化している場合は、施設相談員や成年後見制度の相談先とも連携します。
窓口へ行く前日に、交付通知書、本人の確認書類、来庁困難資料、代理人の確認書類、予約日時を並べて写真ではなく原本要件を確認します。不足があればカードを持ち帰れないことがあるため、仕事を休む日を先に決めるより、書類確認後に受取日を予約します。
家族が行う三つの準備
①市へ本人の状況を伝えて必要書類の組合せを確認、②施設長の顔写真証明等は所定様式で依頼、③本人の意思・暗証番号・受取後の保管方法を家族だけで決めず記録します。
施設入居後の行政手続や連絡役が家族へ集中している場合は、カード受取だけでなく、郵便、通院、緊急連絡、本人意思の確認方法を一枚にまとめて施設相談時に共有すると役割を整理しやすくなります。
確認した一次情報
- 一宮市 マイナンバーカードの代理人による受取り(2026年9月24日確認)
- 一宮市 マイナンバーカードの申請から受取りまで(2026年9月24日確認)
- 一宮市 社会福祉施設へのマイナンバーカード出張申請サポート(2026年9月24日確認)
代理受取の対象理由、本人確認書類、顔写真証明、暗証番号、出張申請の条件は本人の状況で異なります。2026年9月24日時点の一宮市案内を基に、市民課と施設へ事前確認してください。



